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2025/01/25  [PR]
 

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以前かいてた、現代パロな話のなぐりがきがでてきたので、恥を承知でさらしてみようとおもいます。。。
字書きさんじゃないので、非常によみづらいとおもいます。しかも単なるプロローグみたいな部分だし(どーん

簡単に設定箇条書き
・どろどろ現代パロ
・剣心と師匠はなりゆきてき養父養子関係
・師匠は剣心の身体を売るお仕事をして生計をたてていた実姉のお客でした(ええええ)
・育った環境のせいか、女性に対してとか社会に対してとか、目線が特殊な剣心
・剣心が中学生のときに家出。思春期とか師匠のおうちの問題とかいろいろあって。
・歌舞伎町でひろわれてキャバクラ?の受付とかなんかお仕事もらう
・キャバクラ経営の影にちらつく暗雲。殺傷沙汰。
・剣心家に戻る。
・タイムラグが多少あって薫と出会う。このへんからもう時間軸とか無視・・・
・薫との出会いですこしずつ本来の自分を見つめ始める剣心。という・・・夢見すぎだよ私・・・

とまぁ長々かきましたが、下にのっけるのはほんと最初のプロローグみたいなもんで読んでもどうにもならないです・・・(意味ねぇ)暇だからいいよ読んだるよって方だけどうぞ~^^;



両親の記憶は、あまりない。でもムダに高い天井と、黒々しい人間が、今となっ
てはあたたかなぬくもりしか思いだせない感傷の中で、やけにちらついた。
だから、恐らくは貧しい身分ではなかったのかもしれない。

確かなのは自分には姉がいて、彼女は身を削って、それこそ彼女の全てを投げ出
し、庇護してくれていたことだった。
それを思うと、きしきしと胸奥の制御不能な部分が痛むが、それでももう、顔さ
え思い出せない。ただ、彼女がいつも纏っていたーたぶん彼女が望んでしていた
ことではないー甘ったるい香水と、酒と煙草でツクり上げられた背徳的な匂いを
かぐと、今でもひどく落ち着くのだった。

物心がついた時には既に姉は亡く、姉の馴染みだったという男の庇護下にあった
。

比古清十郎。
馬鹿みたいに大きく、強く、強い男だった。







自分の、生を分け与えてくれた人間が付けただろう名前は知らない。
比古は姉の馴染みだったが、馴染みとはいえ客は客、源氏名以外で彼女を呼んだ
こともなく、齢どころか名前さえ知らなかった。今なら想像できるが、知る必要
もなかったはずだ。

呼べればいいんだよ、こんなのはな。
あっさりと言い切られ、便宜上の名をもらった。

本当のところ、比古は初め、自分の性別を女と勘違いしていたらしく、連れ帰ら
れてしばらくして苦虫を噛み潰したような顔で訂正が入ったのだったが。


彼はあらゆる点において自信家で、横暴で、だらしがなく、女子供にはとことん
甘い男だった。
お世辞にも清々潔白な生活を送っているとは言えなかったが、曲がりなりにも男
は名のある一門の後継者で、見目にも大変よろしかった。よって絢爛豪華な暮ら
しとは行かないが、少くとも暮らし向きに困るようなことはなく、男が稼いだ金
と貢がれた金とで人並みに義務教育を終えた。


世の中は金で動いていた。今は戦乱の世ではなかった。力も愛も金色に犯されて
、どろどろと濁った虚ろな目をこちらに向けていた。

同級生の女子達は、姉を思い出すあの匂いとは対局の、さわやかさをアトヅケし
た洗剤の匂いがした。そして自分からも、同じ匂いがすることにいつしか気付い
て、目がくらんだ。当たり前の健全さに身を浸していることの不自然さがただた
だ気持が悪かった。
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プロフィール

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吹雪月 六
年齢:
25
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性別:
女性
誕生日:
1999/05/06
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会社員
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